こんにちは。
puamalie市川佐予です。
6月23日(日)は第16回目となる
チーズプロフェッショナルの木津多香子さんをお迎えして、チーズのお話会でした。
国産チーズコンテストの審査員もされている
チーズプロフェッショナルの木津 多香子さん。
「日本の生産者さんも素晴らしいチーズを生産されています!」
ということで
前回は西日本、今回は東日本でおススメの酪農&チーズ工房さんをご紹介頂きました。
栃木県那須高原の「今牧場」さん。
昭和20年代、祖父の今 光雄さんは入植者としてこの地に赴き、森林だったこの地を耕し牧場にされました。
(大樹さんみたい♡と一人でニヤける。(笑))
今は婿養子になられた高橋さんが山羊チーズを、奥さまのゆかりさんが牛チーズを製造されているそうです。
栃木県は生乳生産量、本州第1位なんだとか。
牛乳を主に生産されてるので、牛はいっぱいお乳を出してくれるホルスタイン種。
牛さんが牛舎の中で自由に行き来できる、フリーストール牛舎に300頭余りの牛と山羊が飼育され
チーズ工房は搾乳室の隣に作られているそうです。
(乳の移動をできる限り少なくすることが重要なのだとか。)
そんなこだわりの今牧場さんのチーズをたくさん紹介頂きました。
まずは見た目がちょいとグロテスクな
木炭粉をかけた右が山羊チーズの「茶臼岳」、左が牛チーズの「なすの」。
中は真っ白でとってもキメが細かい!(これは茶臼岳で山羊チーズはよりキメが細かいそうです。)
酵母が付いている乳脂肪分が少ないチーズ。
どちらもめちゃくちゃマイルドで食べやすくて美味しいー!
どちらかと言えば山羊チーズの方がクセがないかも。(笑)
蜂蜜やオリーブオイルとの相性もバッチリでした。
こちらは奥さまのゆかりさんが得意とされる、イタリアンタイプのウォッシュチーズが2種。
どちらも塩水で洗ってますが、右が「しののめ」、左が「りんどう」。
そのまま食べてもどちらもクリーミーで美味しかったですが
やっぱりラクレットグリルで温めるのが最高です!
旨かったー!!!
ソムリエさんオススメ、朝一番に搾った牛ミルクで作る最もフレッシュなチーズの「ゆきやなぎ(塩入り)」。
木綿豆腐みたいで、わたしはお土産用にも購入し
オリーブオイルとトマトと和えたり、山葵醬油で頂いたりと、めちゃ美味しかったです。
最後は長野の工房さんの山羊チーズを2種紹介頂きました。
「BOSQUESO ボスケソチーズラボ」さん。
チーズ職人になる前は、ホンダのエンジニアさんだったそう。
さすが、エンジニア!ってくらい作られるチーズは、めちゃ丁寧で形も均等で美しいフォルムなんだとか。
酵母(右)、白カビ(左)の山羊チーズは少し濃厚で、でも食べやすく、美味しかったです。
前回の三良坂フロマージュさんとはまた違ったチーズで
やっぱりその土地や水、空気に合ったチーズでどれも本当に美味しかったです。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。